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更新日:2023年2月20日
国際テロ組織などの脅威が高まり、いつどこで何が起きてもおかしくない世情となっているため、赤穂市役所において各関係機関における災害対応能力の向上、連携強化を図り、赤穂市民の安全・安心を確保することを目的に訓練を実施しました。
特殊災害とは伝統的な消防力では対応することが困難な事例と言われています。
(例)化学テロ・放射線災害・可燃性ガスの漏えいなど
訓練日時:令和5年2月15日(水曜日)9時から10時まで
訓練場所:赤穂市役所1Fエントランスおよび市民広場
参加機関:赤穂市役所職員・赤穂市民病院・赤穂中央病院・赤穂警察・赤穂市消防本部
訓練想定:赤穂市役所1Fの給湯室で何かが爆発したような音が鳴り、火災が発生。それに伴い負傷者が多数出ており、ガスが漏れているような臭気を感じるとの通報。
現場指揮本部を設営し、関係機関と災害実態の情報共有をしています。
爆発(火災)が発生した建物内に進入する準備中の隊員です。空気呼吸器を着装してガス濃度を検知しながら建物内へ進入しました。
建物内に取り残されていた傷病者を消火隊から救急隊に引き継いでいるようすです。
集められた傷病者を医療機関と協力してトリアージしています。
トリアージとは災害発生時に多数の傷病者が発生した際、緊急度や重症度に応じて治療優先度を決める色分けのことです。
建物内から逃走しようとしていた不審な人物を取り押さえる警察官のようすです。
訓練が終了し、参加隊員が整列しているようすです。
赤穂市消防本部は特殊災害といわれるような現場経験が乏しいのが現状ですが、赤穂市民の生命・身体・財産を守る存在である私たちにミスは許されません。今後も様々な訓練を実施することで、消防力の向上を図り、皆様に安心していただけるような組織を目指します。
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